シータヒーリング

今週のお題「最近、ハマっていること」

まさにシータヒーリング!!
シータヒーリングとは、1995年にアメリカのヴァイアナ・スタイバル氏によって確立・体系化されたヒーリングの手法です。現在、世界25ヶ国以上の国々に広がり、日本国内でも1万人以上のプラクティショナーがいます。それを指導するインストラクターも500-600人と急激に普及しています。
今回、私はインドで創立者のヴァイアナ・スタイバル氏によるインストラクターコースに参加しましたが、日本からも30人以上の方がはるばる海を渡っていらっしゃっていました。

さて、このシータヒーリング。具体的に何をするかというと、誘導瞑想で、脳波をシータ(θ)波にすることにより、「全てなるもの」「創造主」「宇宙」というエネルギーにつながり、そのエネルギーを使って、現実を創造していくプロセスです。

シータ(θ)波は4〜7Hzの脳波で、REM睡眠時や、傾眠時、催眠状態や、ヨガ行者の瞑想中などに現れます。θ波の状態では、顕在意識の影響がほとんどなく、潜在意識に直接アクセスできるのが特徴です。エジソンの電気の発見やDNAのらせん構造など、よく科学者の偉大な発見が、うたたね中に得られたりするエピソードがありますが、θ波は、まさにそのような創造性に富んだ閃きや、インスピレーション、セレンディピティ(偶然からモノを見つけ出す能力)を生み出す土壌と言えるでしょう。

では、θ波でいったい何ができるのでしょう?
最も有効かつ強力なことは、不要な思考パターンや思い込み・信念を適切なものに置き換えることができる点です。部屋の掃除をするときも、まずは不要な服や本を処分しますよね!それと同じで、心(潜在意識)の中にたまっている、もう要らなくなった思考パターンや思い込みを処分して、新しいものに置き換えることが大事なのです。なぜなら、私たちの潜在意識の中にある思考パターンや思い込みが、身体的、精神的、社会的現実に投影され、現実を作り上げているからです。思い込みや思考パターンが変わると、それに関連した感情が変わり、起きてくる現実が変わってきます。病気などの体の症状に対しても大変有効です。

私がシータヒーリングに関心をもったきっかけは膠原病の患者さんたちでした。
多くの患者さんを診療する中で、同じ病気の患者さんたちは、似たような感情・思考パターンをもっていらっしゃることに気づきました。時には、同一人物と見間違うほど、同じ顔・表情(感情の表れ)を持っていらっしゃる方もありました。もちろん、同じ病気が、同じような気持ちにさせたり、表情を作る側面もあるでしょう。しかし、それだけでは説明がつかない、感情と病気との深いつながりがあるように感じてなりませんでした。

それを見事に説明してくれたのが、シータヒーリングの「直観解剖学」というコースだったのです。そこでは、一つ一つの臓器やシステム、ウイルス・細菌・真菌・寄生虫といったものが、どのような思い込み・信念に関連するかが詳細に解説されます。肝臓=怒りであったり、肺=悲しみなど、東洋医学の陰陽五行説とも密接に関連している点も大変興味深いところでした。しかも、シータヒーリングの素晴らしい点は、その思い込み・信念と病気の関連を見い出すだけでなく、それをポジティブな(適切な)ものに置き換え、病気と一緒に手放すことができることです。

現在は、オーラ・チャクラ診断を利用し、シータヒーリングでの効果を検証しているところです。
つまり、人間には、7つのチャクラというエネルギーセンターがありますが、その一つ一つに対応する臓器や感情があります。シータヒーリングでは、そのチャクラのブロックを解除したり、バランスを整えたりすることで、エネルギーのアンバランスからくる病気を未然に防ぐことも可能となるのです。

アーユルベーダから、オーラ・チャクラ診断、シータヒーリングと、印度での学びの日々は続きます〜。