Lohri Festivalと猿出没

1月13日は、Lohri Festival
豊作と繁栄をお祈りするお祭りでした。

家の前に、焚き火を焚き、
その周りを3周して、火の中にお菓子を投じ、火の神に祈りを捧げます。
日本では、焚き火で暖をとることはめっきりなくなりましたが、
印度では、道端の至るところで、小さな焚き火が灯ります。
その焚き火が、この日には、よりいっそう大きく高く、町中に炎をあげました。

さて、そのお祭り。
娘の通うプレスクールでも行われましたが、
皆で持ち寄ったお菓子が、すべて盗まれてしまったのです。
娘も勇んで持って行ったペコチャンのペロペロキャンデーも全て。

その犯人は、なんと!

野生の猿!!
ニューデリーのような都会にも生息しているのです。
私も先日、盗んだバナナをベランダで食している猿を目撃しました。

すべてを包容する国。インド。
老いも若きも、富めるも貧しきも、病めるものも健康なものも、牛も豚もそして猿までも、共に生き、生かされています。

そのような地で、医師として働くとはどういうことか、癒し手となるとはどういうことか、炎を前に考えさせられました。